テニスボーイの日記

みなさまへ

いろいろ考えた末、日記の更新を終了することに致しました。

2005年春のことです。
教室20周年の発表会直前に、突然右目に黒い点やくらげのような浮遊物がたくさん見え始め、発表会後に慌てて眼科に行きました。

診断の結果、加齢による網膜剥離が原因で、目の中のゼリー状物質 (硝子体) の濃度差が原因とのこと。
少し動揺したぼくは、今後の見通しや治療方法について、詳しく知りたくて診察の度に医師に尋ねました。
しかし、とても混んでいて長者番付に名を連ねる有名 H 眼科の医師は、説明を曖昧にするばかりで詳しい話をしてくれません。

業を煮やしたぼくは、昨年の春、待合室にグランドピアノ、しかもスタンウェイがある音更の H 眼科 (うーん、こっちも H だ) に、セカンドオピニオンを求めました。

ところが、そこでの再検査で 「黄斑前膜」(下記リンクで詳細) という厄介な病気であることがわかりました。
網膜剥離は加齢と共に硝子体の体積が減少し、普通に起きる症状ですが、剥離の際にうまく剥がれずに残った残骸に余計な細胞が増殖し、物を見る大切な黄斑という小さな点の前を遮ってしまうのが、黄斑前膜です。

これにより、右目の視力が下がり、視野は薄い紗膜で覆われたようにかすみ、更にクラゲかワカメのような物体がたくさん浮遊しています。
近視が強い人に多く起こる病気で、女性に多いとのことで、ぼくはやっぱり女だった (笑) かも知れません。

残念なことに、基本的に治療方法はないのだそうです。
視力検査では矯正視力がまだ 1.0 程度あり、解像力は低いながら普段の生活上は問題ない (あるってば!) ということで、半年に一度の進行具合チェックのみ行っています。

黄斑前膜 http://www5b.biglobe.ne.jp/~i-ganka/2004-4.htm 

現在の症状は、はっきりとは言えませんが、現状維持から少々悪化の微妙なところではないかと思います。
悪化が進んだ場合、手術の道が残されており、視力が0.6を切ったあたりが、手術選択の勝負どころだそうです。

難しい手術は北海道では限られた病院のみで行われ、帯広では受けられません。
もし手術が成功すれば、回復か現状維持のどちらかが得られるそうですが、成功の確率は不明です。

この病気の原因は、加齢を含めた複合的なものであり、何かに注意したり、何かをしたら症状が緩和されたり、治るというものではありません。
紫外線、蛍光灯などの明るく白い光、PC画面、は最も苦手で、白い光に溢れたショッピングセンターなどで、試しに右目だけで見ると、殆ど白っちゃけ、よく見えていなのがわかり、ショックを受けます。
晴れの日はサングラスが必需品になり、テニスではボールがよく見えなくなりました。

目のためにできることは、しなければなりません。
PCを全てやめることはできませんが、毎日の日記を書く時間が約1時間、それに対するコメントやメールの返信、ホームページ全体の管理などで、
一日に2時間以上は画面と付き合うことになります。
それがきっかけで、つまらぬネットサーフをしてしまうこともあります。

PCが、ピアノの練習や音楽制作の時間を圧迫しているのも事実で、目に負担をかけないのと、他にすべき基本的なことに時間を返すために、日記を終わることにしました。
今日の日記を最後に今後は更新しませんが、このまま暫くページを残しますので、コメントを頂ければ反映させて頂きます。

我侭で拙い文章でしたが、ぼくにとって415日の日記は宝物です。
一年と少しの短い間でしたが、アクセスは2万件になろうとしています。
これまで読んで頂いた多くの皆さまには、心から感謝致します。

なお、日記が終わっても、ぼくは今までと変わらず教室を基盤にし、いろいろな仕事や活動をしていきます。
どうか、今まで皆さまがこのホームページにアクセスして下さったように、気軽に教室をお訪ね下さい。
またメールを頂ければ、喜んで近況を報告させて頂きます。

日記の更新がなくなり、これからきっと寂しく思います。
今後とも皆さまの声を聞くことができれば、この上なき幸せです。

ありがとうございました。
改めて、心から感謝致します。


2007.1.4  小枝伸輔


妹 | 2007/01/04 10:29 PM

お疲れ様
よくぞ毎日更新したね。結構ひまかい(笑)
時々のぞいてはいました。色んなことがあった1年でしたね。 この正月にこんなメッセージが書かれた年賀状が来ました。
「僕の周りには、当たり前だけどいろんな人がいる。いろんな考え方があり、いろんな指向があり、いろんな生き方がある。
そう、みんな多様だから、面白い。私たちは、みんないっしょに 生きている。」
27年前、音楽を通じて知り合った大切な知人からです。 ステキな人でしょ。
それから、目のことだけど、6歳の年の差を差し引いたとしても、きっと私のほうが先に父さんと母さんのところへ行くと思います。 その時は、私の眼をあげます。結構色んな人生を見たり沢山の人に会ったり、世の中のこと見てるつもりの目だからちょっとは役に立つと思うよ。
だけど楽譜が見えるうちは、しっかり我が社の仕事もして頂戴ね(笑)


兄 | 2007/01/05 08:58 AM

おお・・、我が妹から一番にコメントが来るとは・・。(笑)
ありがとう。
いいメッセージだね、人とかかわる喜びと幸せは、歳を重ねないとわからない。

でもね、お前が先に逝くとは限らん。
状況証拠だけでは結論は出ないのが人生というものだ。
そして、正月早々そんな不景気なこと言うな。

もし、ぼくが先なら腎臓使ってみろよ。
少しアルコール漬けだが、よくおしっこ出るぞ〜〜。
ドナーカードには妹専用と明記してある。
適合判定は悪かったが、案外ということもある。

ぼくの目は片方あるから心配無用、遠近感は悪くても幸せとは無関係だ。
それより自分を大切に、人の心配などするな。

最後に、仕事がんばるから、社長!ご贔屓に頼みます。


もぐたろう | 2007/01/05 09:37 AM

ついに終わりがきてしまいましたね。残念ですが、やはり自分の健康に勝るものはありません。目を大切にしてください。

私がブログを始めたきっかけは、小枝先生の日記を知ってからです。まとめて更新することもありますが、とりあえず一日も欠かさず続けています。
続けることはとても難しいことです。そして、続けてきたことをやめざるを得ないことは悲しいことだと思います。
しかし、先生は多方面で活躍される方。日記に費やしてきた時間を、さらに大切に使われることでしょう。
 
また、レッスンをお願いすることになります。毎回、新曲を決めるときには、先生に苦労をおかけしてきました。今年も迷惑をおかけします(へんな日本語?) 
さっそくですが、新曲は絢香の「三日月」はどうでしょうか? ファンではありませんが、レコード大賞で新人賞をとっていました。


こえだ | 2007/01/05 09:55 AM

ちょうどピアノの上に今月の月刊ピアノがあり、何と偶然にも「三日月」が開いているではありませんか。
今日、ミュージカルの曲を書きに教室に出るので、時間があったらアレンジしておきます。
そういえば、小2の生徒が「さんかげつ?」と読み、一瞬そうかと大笑いました。

もぐたろうさんには、今までに多くのコメントを頂きました。
生態系の話は勉強になりました。
ナカちゃんでは呆れて笑いました。
ブログを通じて大切なことを確認し合えたと思います。

ありがとうございました。


とおる | 2007/01/05 11:47 AM

お疲れ様でした。

私が小枝兄(笑)を知ったのは、鹿追のS氏率いる「スイングフェイス」のLPレコード(けしてCDではない)だったと思います。妹さんとはバンド系仲間で、昔(20数年前)から仲良くしてもらっていたのですが・・・
その当時は「キーボードを弾く人で、こんな人がいたんだ!んで、小枝兄なんだ!」てな感じでしたすいません・・m(__)m

それから十数年して照明屋として再び巡り合うとは!世の中は数奇なものです。

目を大切にしてください。
私も数年前、台本とかが見えずらくなって眼科を訪ねたことがありました。暗い中で明るい光を見ているので、どこかやられたかと思ったのですが、診断の結果は「老眼」(正式病名は覚えていません)でした(笑)

これからも色んなところでお会いできると思いますので今後ともよろしくお願いします。


こえだ | 2007/01/05 12:10 PM

おお!とおるさん。
最終回にして初登場です。
発表会やハンドベルの明りをずっと作ってもらって感謝の人です。

葛西隆能氏のCDは聴いて頂けましたか?
なんでぼくが鍵盤なの?みたいなアルバムですが、腕前はともかく文句を言わず坦々と弾く人は他にいないのでしょうね。(笑)

今年はハンドベルとコーラスでコンサートを企画しています。
会場がどこか未定ですが、少しばかりややこしいステージがありそうで、とおるさんに明りをお願いできると安心なのですが・・。
ところで、今どこにいるの?(笑)

ほんとうに、これからもよろしく!の大切な仲間です。
目は老眼だけで終われるように大切にして下さい(^_^;)


sayoko | 2007/01/05 09:14 PM

最後と聞くと寂しいですね(涙)先生が、誕生日にHP開設すると聞き、携帯もいらないよ!と話していた先生に『えっ?』でした(ごめんなさい)(笑)先生がHP開設した当時の私の目標は『いつか自分のHP作ります!』だったのですが...なかなか思うようにはいかず先生に圧倒されてばかりでした。ブログやメールの文章より会話が一番コミニュケーションがとれると思うので、これからもスタップの一人として、よろしくお願いします(^−^)次は、どんなことに挑戦するのか楽しみにしていますね♪
こえだ | 2007/01/05 09:45 PM
ブログを始めて1年と3ヶ月の間、楽しかったよ。
ただ後半は忙しく、音楽のこととか書きたいことがいっぱいあったのに残念だった。

いろんな名曲の話とか、自分の音楽のこととか。
ぼくに代わって、このブログを書いてくれてもいいよ(^^♪

今年はベルに集中する。
コンサートも必ず成功させよう。


nocchi | 2007/01/06 12:28 AM

とうとう、この日がきてしまいましたね。ほんと、寂しいです。ほぼ毎日小枝先生のブログ訪ねるのが楽しみでしたので。日々の小事大事に意見を持ち、かつそれを声にする良識ある日本のおじさんおばさん連合の旗手を失うのも痛手です。HPの場ではなくとも、ご近所の勝手なご意見番として我々は存在し続けたいものです。
このブログのアドレスは永久不滅版としてブックマークバーに残しておきます。テクノロジーがさらに進化して、キーボードを手で打ち込んだり、スクリーンを見なくても操作が可能になる日が来るかもしれませんものね。そんな未来をちょっぴり楽しみに歳を重ねていくのもステキじゃありませんか?
それにしても、小枝兄妹、いいなぁ。そんな兄妹を残してくださったご両親に感謝ですね。私も賢く心配りが細やかな妹がいてくれて、助けられます。自分の命を危険にさらしながらも妹を無事家族に授けてくれた母に感謝です。兄弟姉妹も歳を重ねるごとに絆が深まるものなのかもしれませんね。もっともっとお話したいことがたくさんあるのですが、今度お会いしたときにとって置きますね。
小枝先生、楽しく有意義な時間をありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしています!


こえだ | 2007/01/06 05:23 PM

ありがとうございます。
こんなふうに言って頂くと、終わるのが益々残念です。
ブログでなくても、今後色々な場所で、円滑な大人の流れに逆らい、いちいちうるさい「正しいオジさん」に務めます。

nocchiさん、人生のおいしいトコはまだこれからですよね。
デジタルは置いといて「LIVE」で楽しく、世の中の悪口を言いながら、おいしいお酒を飲みましょう。

それから今年は、ひとつ企み(お願い)があります。
今度ぜひ飲みながら・・。


Susuki | 2007/01/06 07:47 PM

1年3ヵ月楽しませていただきありがとうございました。今度はアナログで小枝節聴かせてくださいね。
私も目、耳、手など故障だらけですが、案外不自由な分今まで使っていなかった能力が開花しないかしら・・と期待しているのですが。オペラも素敵でした。
ついでにリクエスト
G.Cacciniの「Ave Maria」を私の伴奏で歌ってくさい。。。


こえだ | 2007/01/06 09:16 PM

ぼく以前、幼稚園の生徒に「女の人に鈍感なの?」と言われたことがあります。
Susukiさんって誰なのかなぁと、実はずっと考えていました。
Nさん、Hさん・・・。
オペラに来て頂いた人・・・。
「アナログで」とおっしゃるから、きっと身近な人ですよね。
もう少し考えます。
鈍感お許しの程。

うーん・・・


こえだ | 2007/01/06 10:07 PM

Susukiさんへ

Nさんでした!
ピンポーン♪

今後ともよろしくデス。
今年ベルのステージで多分お世話になります。
それから、G.Cacciniの「Ave Maria」
練習してみます。(笑)


サンキュ! | 2007/01/07 03:38 PM

いろいろ楽しませてもらいました。
感動させてもらいました。
素晴らしい時をありがとう!

いつか本を出しましょう!
声を文字にするパソコンもあるでしょうからね。

では、またね。


こえだ | 2007/01/07 07:48 PM

ありがとう。
そうだね、色々な形があると思う。
でも、本は無理かなあ・・。
息子さんはテニス頑張ってるかい?


Gp-bozu | 2007/01/08 06:05 PM

実はこの次歌おうと思っている曲の練習用の音源をT先生に借りた音楽ソフトで古いノートパソコンで作っていたので、しばらくバローネの日記をのぞいていなかったのですが、昨日、ノートのマザーボードがぶっ飛んでそれまでの苦労がパー、ついでに以前に編曲していた楽譜もぱー。デスクトップでやり直し。でも、気が乗らないので何気なく覗いたというわけ。したら・・・
大変でしたね。ご苦労様でした。
小枝さんとは昨年の後半に知り合ったばかりなのにちょっと残念。音楽の話は勿論、映画の話、本の話、スポーツのこと、いろいろ話したいことがいっぱいあります。聴きたいこともいっぱいあります。
聞いてほしいこと、知ってほしいこと、どうしても我慢できなくなったら、メールしてもいいですか?多くの感動と情報を共有できる友人の一人として今後も宜しくお願いします。


こえだ | 2007/01/08 10:42 PM

PC大変でしたね。
Gp-bozuさんとは、楽しい時間を過ごすことができました。
そして、こちらこそ今後も宜しくです。
どうか、いつでもメールを下さい。
ぼくはこれからも、いつも音楽に関わり、小さな世界でも、マイペースでやって行くつもりです。
出会うシーンもあると思います。
また、ご連絡下さい。


Yukko | 2007/01/12 01:24 AM

兄弟、いいですね。なんか軽々しくコメントなんてと思っていましたが、やっぱり登場してみました。重いお話やら、あっちょんぶりけ、いろいろありがとうございました。けっこう楽しんで覗きにきてましたので、とっても残念なんですけど、会えなくなる訳ではないので、まぁいいっか!!これからもよろしくです!


こえだ | 2007/01/12 09:12 AM

いつも楽しいコメントを頂きありがとうございました。
日記を書かないのは楽ですが、もう慣れてしまい、なんだかなあ・・という感じです。
人間の仕事量は簡単には計れないものです。
子供には、勉強も部活もピアノも父さん母さんの手伝いも、全部ちゃんとやるように調教しておくことを実感した次第。
今後とも大人の常識に逆らう「変だけど正しいオジさん」を続けたいと思います。
うむ、どこかで書いたような(^_^;)


通りがかりの・・・ | 2007/04/08 10:59 PM

さみしいーっ!!


こえだ | 2007/04/09 10:06 AM

ありがとうございます。
また、いつの日か・・。


おくむら | 2008/09/15 09:29 PM

メチャンコ、ご無沙汰しております。東海メールクワイアーのT2奥村です。まだ覚えておいででしょうか?まだMailを開かれる機会はあるのでしょうか?ふとしたことから小枝さんのHPにたどり着きました。11月2日に北海道男声合唱に招待され、総勢50人ほどで小樽へお邪魔します。もしお時間があれば、足をお運びください。中日ビルのTECHNITONEで練習したことを懐かしく思い出しております。
http://hmcf.abgo.jp/


こえだ | 2008/10/03 05:57 PM

すみません、日記をやめてからコメントを頂くことがなくなり、チェックしていませんでした。
コメントありがとうございました。
懐かしいです。まだ東海メールにご在籍なのですね。
小樽は帯広から遠く、聴きに行くことは難しいかも知れませんが、連休なので、ちょっと調整してみます。
メールの皆さんにお会いしたいです。

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謹賀新年

大晦日は紅白歌合戦を真面目に観ました。

一番良かったのは、初めて見た アンジェラ・アキ。
名前は聞いていたけれど、こんなに凄い人とは思わなかった。
ほんとうに素晴らしかった。

二番目は想定外で、徳永英明の 「こわれかけのRadio 」。
曲はあまりいいと思わないけれど、とにかく歌が良かった。
彼の人生の深みを感じ、胸に来るものがあった。

森昌子は残念でした。
プライベートを売るような歌を許してはいけないと思います。

堀内孝雄は、身体の具合悪いのか顔つきも変で、歌も不調。
心配になりました。

秋川雅史というクラシック歌手も初めて見ました。
「千の風になって」 という曲も初めて聴きましたが、オペラ歌手(?)が歌う理由がよくわかりません。
声が、ぼわぼわ響くだけで、歌詞の深みが伝わらず、残念でした。

赤組はアンジェラ・アキの7点から森昌子の−2点まで、計22点。
仲間由紀恵の司会はハナマルだけど、相変わらずよく顔を出す和田アキ子は×。
白組は徳永英明の5点から鳥羽一郎の−1点まで、計20点。
司会の仲居君イマイチ。

ぼくの採点では赤組の勝ち。
でも、白組が勝ちました。
まあ、どうでもいいことです。

今年も日記がスタートしましたが、残念ながら近日中に日記を閉じるつもりです。
この件はまたの機会に。

新しい年もよろしくお願い致します。
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ゆく年くる年

子供の頃、紅白歌合戦を見たあとは、除夜の鐘で始まる 「ゆく年くる年」 を必ず見なさいと親に厳しく言われました。
一年が終わり、新しい一年が始まる 「けじめ」 が大切だからです。

大晦日から元旦にかけて、友人と過ごす若者が多いのは今に始まったことではありません。
しかし、家族の食事もばらばらでする現代において、正月やクリスマスは何が何でも家族一緒に過ごさなければなりません。
この少々我慢した団欒の小さな喜びが、後になって効くと信じます。

2006年もあと5分。
どうか、良い年をお迎え下さい。
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明日は大晦日

人間は動物の中で唯一時間を感じることができると考えられています。
そしてその延長として 「死」 を意識しながら生き、死を意識するから毎日の生活を大切にし、幸せな時間を過ごそうと努力します。
ですから唐突に命を奪われることは、人間にとって最も悲しいことです。

このことは昨年の12月30日の日記にも書きました。
今年も、世界中でたくさんの災害や事件や事故、そしてテロや戦争で多くの命が奪われました。

ぼくの妹が、腎不全で一日おきに人工透析を受けていることは以前に書きました。
何か難しい検査で適合せず、残念ながらぼくの腎臓を提供することができませんでした。
妹の病気は俄かに命にかかわることではありませんが、生きていくためには健康な人の何倍もの時間と苦痛に耐えながら治療を受けなければなりません。

1年の終わりには、妹のことを思い、若くして他界した母を思い、自分の身体がいかに幸せであるかを考えることにしています。

今年も書きます。
酷い災害は仕方がありません。
でも、テロや戦争は絶対にいけません。
小さな積み重ねの何もかもを壊してしまうからです。

明日は大晦日です。
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この一年

1月、冬季オリンピック。
メダルがなかなか取れず、イナバウアーに一点集中でした。
テレビを見ると、どの局も、「頑張ってくれました」、「やってくれました」、「取ってくれました」、の連呼。
それは野口英世の優しいお母さんの手紙のようで、悲しくなります。

アナウンサーは言葉のプロです、「〜してくれました」 の使い方は、必ずしも間違っていないそうですが、もう少しいい日本語があると思います。
荒川は頑張りました、やりました、金メダルを取りました!のほうが、スマートで余程かっこいいと思います。

2月は教室の発表会、ところが・・。
発表会間際に声楽家の松崎千枝子先生から電話があり、市民オペラのオーディションを受けてほしいとのこと。
オーディションの日程を聞くと27日で、発表会の翌日です。
返事は保留しましたが、ぼくは今年市民オペラがあることさえ知りませんでした。

迷いました。
募集要項に目を通すと、バリトンの課題曲は名曲 「プロバンスの海と陸」 で、オーディションとは言え、大ホールで歌うことができるのです。
それは、テニスの試合に優勝し、ケンタのチキンで生ビールを飲むほどの魅力です。
安易に決断し、不合格を覚悟でオーディションを受けることにしました。

話を戻し、教室の発表会。
どの生徒もいい演奏をし、ハンドベルのミニコンサートも好評でした。
発表会の一ヶ月前に、お父さんの転勤で札幌に引っ越したYさん(小2)も遠方から参加し、演奏中の袖で涙が出ました。

そして発表会を終えた風邪気味の翌日、オーディション会場に行きました。
足が震え、歌の出来は最悪でしたが、低い競争率に助けられ合格しました。
未知の世界への旅立ちにあたっては、多くの人から応援とも忠告とも嘆きともつかないような励ましを多く頂き、少し気になっていました。

3月から早速練習開始。
事務局主催の儀礼的な顔合わせはあったものの、飲み会や自己紹介も名簿もないまま、不安な練習のスタートです。
初練習に行くと、市民オペラというより、レベルの高い声楽教室的雰囲気に、大きな孤独感を感じてしまいました。

配役が決まっていない、ということもありましたが、決まっているのにさっぱり練習に来ない人もいて、気持が落ち着かない日々が続きました。
しかし、やると言った手前、引き返すことはできません。
オペラの話は休題。

4月は、発表会の音響などでお世話になっているリストの森田社長から仕事の依頼がありました。
元キャディラックスリムのリーダー葛西隆能氏が、新しいCDアルバム 「Blowing The Wind」 を制作するとのこと。
キーボードとバックコーラスで参加することが決まり、スタジオ通いが始まりましたが、同じ日にオペラとロックが同居することも多く、頭が変になりそうでした。

この辺から今年の異常な忙しさを予感し、参加しているバンド(Jewel Voice) のリーダーに、暫く休みたいと無理をお願いしました。
メンバーには今でも申し訳なく思っています。

5月はGWに生徒の荒木朋美さんの素敵な結婚式、お洒落なレストランウエディングを初めて経験しました。
祝儀に代えてピアノを弾いてきましたが、ウェルカムドリンクで既に酔っていて失礼なオジさんを演じてしまいました。
ごめんなさい朋美さん、17年教えた生徒の幸せな顔を見て、嬉しくて仕方がなかったのです。

結婚式のあと富良野に移動し、お世話になっているウイング(テニススクール) の富良野キャンプに合流。
雨と酒ばかりで、テニスは消化不良でしたが、楽しい仲間と過ごしリフレッシュできました。

そして、5月は子供達のハンドベルチーム 「リンガーズ J 」 が祝誕生。
年長から6年生まで9名のかわいいリンガーが集まりました。
先日行われた百年記念館のロービーコンサートまで、4回の演奏をこなし、1年も経たないのに大きく成長し驚きました。
加藤先生そしてアシスタントの太田先生、ありがとう、そしてお疲れさまでした。

6月は、劇団パズルのミュージカル 「青い鳥」 の音楽制作がスタート。
ぼくが20年前、同題の市民ミュージカルのために作った曲を現代風にリメイクし、新曲も加えました。
楽しい制作が続きましたが、実は12月29日の今日、まだ制作が終わっていません。
大変申し訳なく、あと二日で完成させます。

「Blowing The Wind」 のCD制作も順調に進み、地元では屈指の写真家、戸張氏のスタジオでジャケットの写真撮影をしました。

7月は新感覚の結婚式場 「イン・ザ・スイート」 がオープン。
式場の企画を請け負う、Voice(妹の会社)から仕事を頂き、ジャズボーカルのTAKEMIやフルートのSAYO先生と一緒に演奏しています。
不景気の折、妹に感謝です。

そして7月23日は、十勝初の本格的野外ジャズライブ 「十勝ジャズフェスティバル」 が行われました。
支える組織も資金もないゼロからの企画でした。
でも、ライブ・バーB♭の佐々木ゲンさんを中心に、ボランティアのスタッフが頑張りました。
ぼくも微力ながら裏方で参加し、多くのことを学びました。

8月は高校野球。
駒大苫小牧フィーバーにうんざり。

市民オペラはオーケストラ練習が始まり、練習回数も増えました。
これだけの規模と内容の公演ですから、あたりまえです。
しかし、素人も参加する市民オペラ、ソリスト募集の段階で1年の大まかな練習規模を告知すべきではないか・・と、ひとりゴトを言いながら仕事のやりくりに苦労しました。

9月は遂に 「Blowing The Wind」 が発売。
売れ行きがいいかどうかは不明ですが、ありがちなノルマを課せられなく幸せでした。
演奏メンバーは割引価格で買えるといいのですが。

そして、テニスは秋の団体リーグ戦。
ぼくが参加したウイングBチームは、昨年2部リーグで優勝し、今年は1部リーグに昇格しました。
1部リーグは強敵揃いで、情けない試合の末、愛すべき芽室チームと最下位を争いましたが、昇格もつかの間で結局1勝もできず、2部リーグへの降格が決まりました。
お役に立てないどころか、足を引っ張るばかりで、本当にごめんなさい。

10月は3日間の休暇を利用し、白雲山〜東雲湖の縦走。
雨にたたられ、遭難寸前になるも無事に下山。
菅野温泉の湯が、身体中に沁みました。

11月は何といっても、ぼくが3月に書いた日記 「雪明りの路」 にまつわる素敵なエピソードに尽きます。
それは10月30日のこと・・。

東京の澤口雅昭さんという人から突然のメールが届きました。
澤口さんは友人と北海道旅行を計画中とのこと。
そして、大学時代に合唱団で歌った男声合唱組曲 「雪明りの路」 の舞台である小樽を訪れることになり、インターネットで情報集めをしている際、偶然ぼくの日記にたどり着いたのだそうです。

澤口さんは、慶應大学ワグネルソサイエティー男声合唱団のOBで、東京で会計士をしておられます。
ぼくの日記のおかげで、訪ねたい場所がわかり、旅行の楽しみができた、と感謝され、大変恐縮しました。

実はぼくの情報には少々誤りがあり、澤口さん一行は現地で迷うことになるのですが、迷ったおかげで出会った老人に、より詳しく案内してもらうことができた、と大変喜んでおられました。
彼とはその後、何度もメールのやり取りをし、友好を深めることができました。
詳しくは、10月3日と6日の日記をお読み頂けると幸いです。

12月は、いよいよ市民オペラ 「椿姫」。
15日と17日の本公演、ここまで10ヶ月で122回の練習をして来ました。
そして、満を持して望んだ2回の公演は無事成功裏に終わりました。

3月からずっと、市民オペラについては、参加する喜びや練習の苦悩だけでなく、参加して感じた運営の問題を提起して来ました。
多くの方に読んで頂き、反響はメールやコメントで多数寄せられました。
その中身は全て、ぼくの意見同様に、運営のありかたに疑問を感じる、というものでした。

しかし、驚くべき反論は公演前日に来ました。
それは、あの汚い言葉のコメント(削除済み)です。

単なる迷惑コメントであれば日常のことで、削除するだけですが、文面や言葉の調子に心当たりがあり、ホームページを管理する工場長にアクセス解析を依頼しました。
その後、別のハンドルネームを名乗る人物からも脅迫や、教室を中傷するコメントがありましたが、解析の結果、全て同じ人物から発信していることがわかりました。

工場長の警告文を掲載したところ、今度は別のPCからの書き込みを確認し、このままでは泥沼化すると判断し、一時ブログを凍結しました。
この間、皆様には大変ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。

投稿者は、オペラの重要な関係者で、今までにもこのブログにコメントを寄せていた人物でした。
文面があまりにも悪質なため、名前を公表すべきだ、というご意見を数多く頂きました。

しかし、工場長の警告文の内容を読まれた市民オペラ関係者の方々は、問題の人物が誰なのか、確信を得たと思います。
ぼくは、静かに成り行きを見守ります。

それにしても、大変残念なことです。
10ヶ月の時間が全て黒く塗りつぶされるような気持で、悲しく思います。

一年を振り返りましたが、どうしても最後の事件が気にかかり、気持ちよくまとめることができません。
ただ幸いなことに、この日記を読んでいる多くの人が、ぼくが発した言葉を受け止め、いつも応援して下さっていることを強く感じています。
そしてぼく自信、悲しくはあるけれど、卑劣な行為に対しては、今後も毅然とした態度を取り続けたいと思います。

「ありがとうございます」 の言葉だけでは気持を言い尽くせませんが、皆様にはこの一年、心から感謝致します。
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年末年始

教室は、31日から新年9日まで休みます。
何と10連休です。

いつも、まとまった休みがあまり取れず、特に今年は市民オペラの練習でキャンセルになった6時以降の生徒さんの振り替えレッスンなどで、休日がかなり潰れてしまいました。

そんな理由で、年末年始の休暇は楽しみですが、何かをするぞ、というわけではありません。
以前は、31日から7日連続日帰りスキーという苦行もこなし、1シーズン53回という記録も作りましたが、最近は根性も萎え、冬はコタツのネコです。
あ、ちゃんとナショナルの電気コタツがあります。

年末年始はテレビと少々付き合います。
紅白歌合戦は、1年を通して唯一見る 「歌番組」 で見のがすことはできません。
録画しておいた、NHKスペシャル 「プラネットアース」 も溜まっています。
これまた1年を通して唯一観るクラシック 「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート」 もあります。

積読(つんどく)状態の本も読みたいです。
途中まで読んで、意味不明になっている本が少なくとも4冊あり、買っただけで読んでいない本も多くあります。
朝から酒をちびちびと飲みながら、本を読むのはこの上ない幸せです。

・・・などと、表向きは優雅なことを書いていますが、休みの半分は掃除三昧であることも白状します。
雪に埋まる前に、庭の竹垣も撤去しなければなりません。

ところで、初詣は人生で3回しか行ったことがありません。
1回目は高校3年のときです。
大学の合格祈願で行きましたが、神様に 「急に今年だけ来てもダメだ」 と叱られ、受験に見事失敗しました。
でも、その失敗のおかげで紆余曲折の人生が始まり、思いもしなかった音楽の世界に入りました。

今年もあと3日、どんな総括にしましょう。
そして新しい年、ハンドベルはひとつの素敵なプロジェクトを企画中です。
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ピタゴラ装置

ピタゴラ装置 DVDブック (小学館刊)が今月発売されました。
これこそが、待ってました!です。

ピタゴラスイッチはNHK教育テレビの、子供向け教育番組ですが、以前にも書いたように、内容がとてもよくできています。
さて、この番組の始めと終わりに、ボールがコロコロ転がる仕掛けの映像が流れますが、ご覧になったことがあるでしょうか。
短いのは10秒、長いもので1分程度の短い作品ですが、実に良くできています。

装置の制作は、慶応大学の佐藤雅彦研究室によるもので、子供だけに見せるにはもったいない素晴らしさです。
ぼくはずっと前から、朝テレビの前に座り、毎日仕掛けを凝視していましたが、あるときから我慢できず、毎回ビデオに撮りました。

ところが、何十種類もある仕掛けはいつどれが放映されるかわからず、撮りたいものがなかなか撮れない日々が続き苛々していました。
そしたら何と、このピタゴラ装置の部分だけを集めたDVDが付いた本が発売されたではありませんか。

なんと素晴らしいこと。
今日は仕事がオフなので、何度も何度も観ました。
今までに気付かなかった細かい仕掛け部分もわかりましたし、制作エピソードも興味深く読みました。
仕掛けによっては、失敗が続きテイクが70回を越えたのもあるそうです。

ぼくはこの巻に収められている33作品の中では、2005年の 「封印」、同じく2005年の 「さまよう紙コップ」、そしてシンプルな仕掛けで、考えたアイデアをそのまま現実化した観念型、2002年の 「伝達」 がとても好きです。

一度ご覧下さい、必ず感動します。
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リンガーズ J/Q クリスマス・コンサート

昨日、百年記念館ロビーにおいて、ハンドベルリンガーズ J と Q のクリスマス・ロビーコンサートが行われました。

開演前から、多くのお客さまがつめかけ、教室の生徒さんやご家族、他のイベントでお世話になった関係者の皆様、市の広報やNHKの告知でお越し頂いた一般のお客様など、演奏中は立ち見が出るほどの盛況で感激しました。
また、市民オペラで共にした顔もあり、ご来場頂いたお客さまには、心から感謝致します。

リンガーズ J は小学生と年長の9名。
加藤小夜子先生の指揮で、星に願いを、くまのプーさん、テルーの歌、スティングのテーマ、あわてんぼうのサンタクロース、サンタが街にやってくる、の6曲を演奏しました。

ハンドクラップといって、ベルをテーブルの上に置いたまま、中のクラッパー(振り子)をピチカートのようにはじく奏法もしっかり身につき、リズミカルな曲も楽しく演奏できるようになりました。

リンガーズ Q は大人の女性8名。
ぼくの指揮で、愛のあいさつ、誕生、いつか王子さまが、ワルツ〜夢、きよしこの夜、の5曲を演奏しました。

ところで、ぼくが Q の指揮をするのは久しぶりです。
12月は大変忙しく、頂いた演奏依頼は、全て指揮者ナシで演奏してもらいました。
理由はご想像の通りです。
メンバーには本当に申し訳なく思っています。

実は、演奏中に1箇所繰り返しを勘違いし、指揮を間違えてしまいました。
想定と違う音を聴いて、びっくりして演奏に合わせるという、指揮者として最悪の醜態で、メンバーそして客さまに深くお詫び致します。

45分間の演奏は、あっという間に終わりました。
アンコールに用意した曲がボツになり少々残念でしたが、楽しく演奏できたことを幸せに思います。

演奏後は某焼肉レストランでJの打上げ会。
となりの看護学校の団体が大変賑やかで、前半はひたすら食べるのみ、最後にやっとご挨拶ができ、無事閉会しました。
Q の忘年会は、残念ながらぼくがオペラで不在中に決行済みなのです。

JとQ、今年も1年間お疲れさまでした。
ご協力頂いたご家族の皆さん、暖かく応援して頂いた皆様に心から感謝致します。

ありがとうございました。
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お待たせ致しました

*12月24日(日) 11:10 更新*

市民オペラでお世話になった合唱のメンバーからコメントを頂きました。

*****Gp bozu さんより 12月22日 21:51

小枝さんお疲れ様。
合唱でご一緒させていただいた者です。
今回の小枝さんの提言については私も最初から感じていたことです。
初めの頃、ある関係者とそのような話をして、でもはじめたからには最後までやり通そう、合唱を今までにないすばらしいものに仕上げて、結果を出して、一部のものを見返してやろう、ということになり、約1年やり続けました。
また、練習のとき、純粋に歌うことが好きで、楽しそうに練習している子たちを見ていると、何とか続けられたし、彼女らの情熱を邪魔するのもいけないと思い、小枝さんはじめ特定の人と話すにとどめてきました。
結果を出せれば、今度は堂々と公の場で意見もいってやれる、批判も出来る。
お世辞半分でもマエストロに合唱をほめていただき、結果は出せたと思っています。
そういった意味で小枝さんも大変な中で偽ジェルモンをやり通し、本物が来たときにスムーズに練習が出来るようにもってきた功績は大きいし、そのおかげで合唱団も大いに助けられました。
合唱の練習のときソロのパートをちょこっとやってみたけど全然無理。
ほんとに小枝さんよくやった。
次回の市民オペラはどうなるかわかりませんが、今回、事務局の中でも色々あったらしく、たぶん、このままの形では出来なくなると思います。音楽の世界だけでしか生きてこれなかった人のある意味可愛そうな不器用さ、行政主導的な考え方、今回で限界でしょう。
今後どうするか、今回参加して情熱を持って次回に望む覚悟のある人たちの責任は重大です。(自分も含めて)
でも、いい勉強になりました。仕事にも生かせる経験でした。
小枝さん、そして、関係者の皆さんに感謝です。
小枝さん、またどこかで一緒に音楽が出来たら幸いです。

*****

Gp bozu さんへ

コメントありがとうございました。
市民オペラでは Gp bozu さんにいつも応援して頂き、心から感謝しております。
いろいろありまして、返事のコメントが遅くなりましたことをお詫び致します。
ぼくの歌は素人で、関係者の皆さん、そして合唱の皆さんの力強い後押しがあったからこそ、本番まで頑張れたと思っております。
3月にスタートして、いろいろなところで感じたり考えたりしたことをブログを通じて書いてきました。
そして、良くも悪くも色々な反応があったことは、前進だったと思っています。
公演終了後に頂いた1本のタバコはとてもおいしかったです。
一生忘れないと思います。
ほんとうにありがとうございました。

*****

*ホームページを管理する工場長からの謹告があります*

工場長 | 2006/12/23 03:09 PM

謹告
私は管理人から依頼され、ホームページの制作、更新、セキュリティなどを管理している「工場長」です。
この度、複数のハンドルネームを使用し、他人になりすまし、管理人を脅迫し教室を中傷するコメントを書き込む人物を特定しました。
つきましては、その人物からのコメントを全て削除し、大変残念ではありますが、この記事に対する他の皆様のコメントも一時サーバーに保留させて頂きます。
今後とも、ルールとマナーを守ったご利用を心からお願い申し上げます。
2006.12.23 工場長

経緯の詳細についてお知りになりたい方は、お手数でも教室までメールを頂ければご説明致します。
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市民オペラ 「椿姫」 公演終了

去る15日と17日、第3回帯広市民オペラ 「椿姫」 の公演が終了しました。
多くの皆さんにご来場頂き心から感謝致します。

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14日のゲネプロ(通し練習)で人生初のメイクをしました。
他のソリストに聞きながら、見よう見まねで顔を作りましたが、最後は演出家の左藤先生に直してもらいました。
そして、出来上がった顔、それは・・
驚愕!自分とは思えません、只々鏡を見つめて長い時間が過ごしました。
パーマ+髭+眼鏡なし+メイク+夜会衣装=殆ど別人
ソリストの中でダントツ変貌だったようで、かなりウケました。
女性がメイクにこだわるのが理解できました。

■隠菊の本番前
2時に行きつけの美容室 arms で髪をセット。
椿姫にあやかり椿油を塗ってもらいました、スプレーで固めてから、前開きの服を着てこなかったことを後悔。
うまく脱げないかも・・、初めてのことはいろいろ勉強になります。
2時半に楽屋イン、忘れ物がないかチェックし早速慣れぬコンタクトレンズ(1-day)を装着。
左目がうまく入らず、あたふたしているうち、どこかに紛失、仕方なく新しいのを出し90円の無駄使い。
30分経過、やっと装てん完了。
5時45分、合唱団の後ろで少しだけ発声練習(スポーツなら準備体操)。
実は、練習の前には一度も発声練習をせず、ゴメンネ男なのです。
6時、出陣式。
何だか選挙みたいで変な感じ、みんなでワイワイするより、ひとりでテンパっていたいなあ・・。

3演
7時開演、殆ど満席とのこと。
帯広交響楽団の静かな演奏から始まり、遂に 「椿姫」 の幕が開きました。
10ヶ月の間、仕事をやりくりしながら練習を重ねたキャストの顔に緊張はなく、みんな楽しそうにしています。
でも、大道具や小道具のスタッフには緊張感が溢れていて、心の中で 「ありがとう」 と言いました。

ぐ賈覦貍
バローネ(ぼく)主催のパーティーシーン、ぼくは上手(かみて:舞台に向って右)から上機嫌で登場。
パーティーに参加している客に愛想を振りまきながら所定の位置に着きました。
客席は暗く、白い服を着ている人がぼんやり見える程度ですが、思わず知り合いを探したくなります。
でも、すぐに演技に集中しました。
ぼくがソロで歌うのは、短い2フレーズのみで、落とす(歌わず過ぎてしまう)ことができません。
何とかクリア、次は有名な 「乾杯の歌」 で、最近はビールのCMでも使われています。
乾杯の歌が終わり、踊りに行こうと誘うぼくのそばで、ビオレッタの具合が悪くなります。
このあたりのコンタクトも上手く行きました。
ぼくは下手(しもて:舞台に向って左)に下がり、少しあと合唱と共に戻り賑やかに歌い、ぼくの1/2の出演が終了しました。

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フローラ邸のパーティー。
フローラとパトロンのマルケーゼのコミカルなかけあいで始まります。
バレーはとても素敵でした、ダンサーは演技もよく練習してあり、合唱団やソリストを盛り上げました。
急病で出演できなかった西本さんの代役、望月光貴さん(藤原歌劇団準会員)が闘牛士で登場し高らかに歌います。
そして、アルフレードが登場しカードの賭けを始めます。
そのあとぼくとビオレッタが、下手から楽しそうに現れます。
派手なドレスを着た人で、舞台が溢れているので、フローラをうまく見つけられるか心配でしたが、どうにかビオレッタを誘導することができました。

ぼくのソロは次の13回で、歌う部分の日本語訳だけ抜粋しました。

ビオレッタに 「ジェルモン(アルフレード)が来ているぞ」 「会うのか?」
「君からアルフレードに、一言でも話しかけてはいけない」 「一言でも・・」
挑発されたぼくは、アルフレードに 「お前は!」
「だいぶ、運がついてますね」 「私も賭けに加えていただきましょうか」
「右の方に100ルイ!」 「よし!倍でいこう!」
賭けに負けたあと 「今はもうやめておこう」 「この仕返しは、後ほどにしましょう」
「皆さんのところへ行きましょう」 「行きましょう」

あえて書くほどのことではありませんが、ぼくがソロで歌うのは、これで終わりなので、記念碑です。
一幕と合わせて15回の短いソロのために10ヶ月かけました。
勿論、他にソリストだけの重唱や合唱と歌うシーンもありますが、やはりソロの部分には気持が入ります。
このあと合唱と共に戻りアルフレードを責め、そして祈りの歌に展開し二幕が終わります。
で、ぼくの出番も終わりました。

三幕
頑張っているキャストには申し訳ないけれど、ひたすら暗い三幕は、お客がみんな寝てしまうのではないかと心配でした。
ところが、来て頂いた方に伺うと、寝ていた人はなく、反対に感動し泣いている人がたくさんいたとのこと。
ああ・・・なんということ、寝ていたのは楽屋にいたぼくだけなのでした。

17日の公演も殆ど上記と同じ流れでしたが、コンタクトレンズがすぐ入ったことと、メイクは全部自分でしたことが朗報でした。
ドットーレ役の細川さんは専属のメイクさん(衣装班の鬼才、高田祥子さん)がいてズルかったけど、自分でしたことで、いい経験になりました。
17日は満員御礼、席は全部売り切れたそうです。

プロの声楽家である主役と、歌も演技も素人のぼくが、かけあいで演ずるシーンもありました。
客席ではどうご覧になったでしょう。
とても心配ですが、精一杯演技しました。

公演の二日間、ステージの上では夢のような時間を過ごしました。
市民オペラ、そして脇役と言えど、立派なグランドオペラの舞台に立ち、ソロが歌えたことを幸せに思います。
指導して頂いた先生方、支えてくれたソリスト、エールを送ってくれた合唱団、運営スタッフに感謝致します。
オペラ関係者以外の方からも多くの後押しの声を、また終わりました今もメール等を沢山いただき、有り難い思いでいっぱいです。
そして、少しはマシな声帯と出しゃばり精神をくれた、今は亡き父と母に深い感謝の気持を送りたいと思います。

追記
市民オペラのありかたや運営について問題提起した記事に対し、多くの賛同とおひと方の反論を頂きました。
この件では混乱を避けるため、また勝手ながらオペラ本番に気持を集中したいため、コメントいただいた13日付の日記を、一時、伏せておりました事をお詫び致します。
先ず今日は、その日記を再び公開致します。
そして、そこにいただいたコメントと、その後のいきさつにつきましては、明日以降の日記でお伝えしたいと思います。
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